犬の体臭の原因
犬の体臭の原因は様々ですが、その原因の一つに口臭からくるものがあります。
犬は肉食中心の雑食ですので、人間同様に糖分の多い食物も食べるため、歯垢や歯石ができやすく口臭を発生しやすいためです。
また、犬の体には汗腺が少ないのですが、皮脂腺が多いため、毛穴から分泌した皮脂が酸化すると、それが体臭を発生させるようになります。
犬が雨に濡れた時に独特な臭いがするのは、この皮脂腺から分泌した皮脂によるものです。
そのため、動物性たんぱく質や脂肪分が必要以上に多い肉類中心のフードを食べると、皮脂腺から分泌される皮脂の量が増え、体臭が強くなる事があります。
特にこの皮脂は、細菌の栄養分となりますので、皮脂が溜まったままにしていると、細菌がこの脂肪を分解しながら増殖していきますので、悪臭成分を発生させ、嫌な臭いを発するようになります。